眼鏡橋(諫早公園)

眼鏡橋(諫早公園)目次

  1. 眼鏡橋(諫早公園)について
  2. 眼鏡橋(諫早公園)の見どころ
  3. 眼鏡橋(諫早公園) の周辺
  4. 眼鏡橋(諫早公園) へのアクセス方法
  5. Tiktokで情報を見る
  6. instagramで情報を見る
  7. Googleで口コミを確認
  8. Twitterで情報を見る

眼鏡橋(諫早公園)について

眼鏡橋(諫早公園)は、長崎県諫早市の諫早公園内にある、2つのアーチが連なった石橋です。

橋の全長約49m、川からの高さ約7m、幅は5.5mあり、階段式の石造り二連アーチ橋としては日本一長い橋です。

眼鏡橋という名前は、2つのアーチが水面に反射している様子を離れたところから見ると、眼鏡のように見えることが由来です。

眼鏡橋は長崎県を中心に各地に点在しますが、諫早公園の眼鏡橋は全国的に有名で、国の重要文化財にも指定されています。

眼鏡橋周辺には、手入れされた森林や池などが広がり、眼鏡橋の美しさをより一層引き立てています。

眼鏡橋は諫早市中心部にありアクセスも良いため、気軽に立ち寄ることができます。

諫早観光に来た際は、ぜひ訪れてほしいおすすめ観光スポットの1つです。

眼鏡橋(諫早公園) 歴史は波乱万丈

実は眼鏡橋(諫早公園)は、最初から現在の場所にかけられたわけではありません。

最初は1838年、現在眼鏡橋がある場所から500mほどの場所にある、本明川(ほんみょうがわ)にかけられました。

眼鏡橋が本明川にかけられた理由は、水害で流されない橋をつくるためでした。

本明川は昔から幾度となく大水害を起こし、川にかかる木橋も押し流してしまうため、地域住民は非常に不便な思いをしていました。

ある時、地域の世話人たちで有志が結成され、水害が来ても流されない頑丈な石橋建設が進められます。

1838年、石橋は完成し、地域の人々の足を助ける存在として長く愛されるようになりました。

「いさはやの眼鏡橋 いきもどりすれば おもしろかなり」

上記は諫早地域に伝わるかぞえ歌ですが、眼鏡橋が当時の人々に愛されていたことがうかがえます。

長く愛されていた眼鏡橋ですが、1957年、死者・行方不明者580人以上を出した『諫早大水害』の大きな原因をつくってしまいます。

眼鏡橋は非常に頑丈につくられていたため、水が押し寄せて来ても決して流されることはありませんでしたが、逆に水の流れをせき止めてしまい、広範囲に水害を及ぼしてしまったのです。

水害後、対策として本明川の川幅を拡張することになり、眼鏡橋をダイナマイトで破壊するという計画が持ち上がります。

爆破計画に対し、当時の諫早市長が街のシンボルかつ文化財として眼鏡橋を残したいとの声を上げ、各所に協力を要請しました。

結果、眼鏡橋は国の文化財として残されることになり、1960年に現在の諫早公園に移設されました。

眼鏡橋(諫早公園)の見どころ

眼鏡橋(諫早公園)を訪れるなら、事前に見どころも知っておきたいところ。

ここでは眼鏡橋の見どころをご紹介します。

内容は以下のとおりです。

  • 眼鏡橋からの美しい景色
  • 記念写真撮る場所として最適
  • おすすめの観光プラン

1つずつ説明します。

眼鏡橋からの美しい景色

まずは、眼鏡橋を少し離れたところから楽しむのがおすすめです。

名前の由来どおり、眼鏡橋のアーチが池の水面に反射し、眼鏡のレンズのようにみえます。

江戸時代から続く石橋のデザインや石のすすけ方からも歴史を感じることができます。

次に、実際に眼鏡橋を渡ってみましょう。

橋を渡ってみるとアーチの部分がふくらんでいることを実感できます。

橋の上からは、手入れされた美しい池や庭、庭園内を通る道路を見渡すことができ、爽快な気分を味わえます。

石橋に直接触れ、江戸時代から続く歴史を感じてみるのもおすすめです。

記念写真撮る場所として最適

眼鏡橋(諫早公園)は、記念撮影をする場所としても最適です。

諫早にきたことがわかる場所ですし、美しい景観も撮影映えするからです。

ここではおすすの定番の撮影方法3つをご紹介します。

眼鏡橋の全体像をバックに撮影する

周辺の庭から、眼鏡橋の全体像を撮影することが可能です。

おすすめは水面の反射が見やすい、眼鏡橋正面からの撮影です。

池の水面に反射し、眼鏡の形になっている眼鏡橋と一緒に撮影すれば、思い出の1枚が撮れますよ。

眼鏡橋の上から景色をバックに撮影する

眼鏡橋の上から記念撮影も定番です。

橋の上から見える美しい庭園を背景にすれば、撮影映えしますよ。

眼鏡橋を渡っているところを撮影する

橋を渡っているところを撮影する方法もあります。

一緒に来た人がいるのであれば、池の周りの庭から渡っているところを撮影してもらいましょう。

一人の場合でも、カメラスタンドやセルカ棒を使って池周りにカメラをセットすれば、撮影可能です。

眼鏡橋(諫早公園)は観光プランに組み込みやすいスポット

眼鏡橋(諫早公園)は、観光プランに非常に組み込みやすい場所です。

諫早駅から徒歩15分程度の場所にあり、周辺にも他の観光スポットが点在しているからです。

具体例として簡単な観光プランを作ってみました。ぜひ参考にしてみてください。

※諫早駅をスタートし、徒歩とレンタカーで移動することを想定しています。

諫早駅を出発

↓徒歩約6分

諫早神社でお参り

↓徒歩約11分

眼鏡橋、諫早公園を散歩

↓徒歩約7分

うなぎ・割烹 北御門でランチ

↓徒歩約7分

杉谷本舗 本店でお土産を買う

↓徒歩約8分

トヨタレンタカー諌早でレンタカーを借りる

↓車で約9分

諫早ゆうゆうランド 干拓の里でそば打ち体験

↓車で約18分

諫早市森山唐比ふれあい牧場を見学

↓車で約21分

トヨタレンタカー諌早でレンタカー返却

↓徒歩約20分

諫早駅終着

前半は諫早駅周辺を徒歩で観光し、途中で眼鏡橋に立ち寄ります。

後半はレンタカーを借りて、離れた場所にある観光スポットを周遊するといった流れになっています。

眼鏡橋(諫早公園) の周辺

眼鏡橋(諫早公園) 周辺を観光するにあたり、様々な観光スポットが点在しています。

ここでは定番、人気のスポットをご紹介します。

みる

諫早公園

諫早駅から徒歩15分程度のところにある、眼鏡橋がある公園です。

眼鏡橋以外にも、諫早城跡や石碑などもあり、歴史散策を楽しむこともできます。

公園内は豊かな自然体系が形成されており、森林浴にも最適です。

日ごろの疲れを癒したいという方にはおすすめのスポットです。

諫早神社

728年につくられた歴史のある神社です。

地元の人々には昔から「四面宮(しめんぐう)」「おしめんさん」と呼ばれ、尊ばれています。

神社の拝殿前には、近年話題になった厄病退散の神様「アマビエ」の像も奉納されており、一見の価値ありです。

敷地内には、県の天然記念物にもなっている立派なくすの木があり、ご神木として奉られています。

各地のパワースポットに興味があるという方にはおすすめのスポットです。

コスモス花宇宙館

コスモスと宇宙をテーマにした、諫早郊外にある施設です。

施設内には、諫早市出身の画家、故・荒木幸史氏のコスモスの絵画が展示されているほか、4Fには本格的な天体観測ができる天体望遠鏡が4台設置されています。

天体観測は昼夜問わず体験でき、係員の方の解説もあります。

宇宙や絵画に興味がある方にはおすすめの施設です。

西川内・中里虚空蔵山公園(にしかわうち・なかざとこくうぞうさんこうえん)

公園内にある展望台から、大村湾を一望することができます。

大村湾は西彼杵半島(にしそのぎはんとう)を始めとした陸地にぐるりと囲まれた内陸湾で、晴れた日には遠くまで広がる陸と海の造形を楽しむことができます。

美しい自然風景を見たい方にはおすすめのスポットです。

買う

杉谷本店

1811年に創業した、老舗の人気和菓子屋さんです。

長崎名物のカステラや諫早名物の黒おこし、そのほか様々な和菓子を販売しています。

材料にこだわり、職人の手によって丁寧につくられた和菓子は絶品です。

お土産を買う際には、ぜひ立ち寄っていただきたいお店です。

杵の川(きのかわ) 蔵元ギャラリー(本社直売店)

杵の川(きのかわ) は諫早市内にある老舗酒蔵です。

蔵元ギャラリーでは、日本酒のほか、スイーツや粕漬け、甘酒などが販売されています。

そのほか酒蔵見学も行われてます。

(見学の詳細は、右記電話番号へお問い合わせください。TEL:0957-22-5600)

お酒好きの方にはぜひ立ち寄っていただきたいお店です。

食べる

北御門(きたみかど) 諫早本店

諫早名物うなぎを堪能できる、老舗の人気店です。

背割りで蒸さず、生からいっきに焼き上げる独特の製法で焼かれたうなぎは、唯一無二の絶品です。

うな重ご膳のほか、ひつまぶし、うな丼などのメニューがあります。

諫早観光にははずせないグルメスポットですので、ごはん時に訪れてみることをおすすめします。

竹野鮮魚店

新鮮な魚料理を提供している食堂です。

魚屋さんが営業しているお店のため、魚の新鮮さはお墨付きです。

定食と丼ぶりを提供しており、セットでついてくる漬物・アラ汁付きは、なんとおかわり自由。

価格も1000〜1,300円程度ととてもリーズナブルです。

ただ、ランチタイムしか営業していないため、観光のスケジュールを調整し時間を決めて訪れるのがおすすめです。

 やぶから坊 

新鮮な野菜や魚介類を使った串揚げが人気のお店です。

串の内容は季節によって変わりますが、人気メニューのアスパラはいつでもいただくことができます。

店内の雰囲気も落ち着いており、ゆっくりと過ごすことができます。

お酒も提供しており、23時まで営業しているため、諫早観光の終わりにふらっと立ち寄ってみるのがおすすめです。

体験する

諫早ゆうゆうランド 干拓の里

諫早市郊外にある、様々な体験ができる公共施設です。

公園のほか水族館やそば打ち体験、乗馬体験などもあり、一日がかりで遊べます。

諫早駅から車で15分ほどとアクセスも良好。

体を動かして遊びたいという方にはおすすめのスポットです。

唐比(からこ)ふれあい牧場

諫早駅から車で25分ほどのところにある牧場です。

牧場内では牛、馬、羊、鹿、うさぎ・カメなどを飼育しており、動物たちと自由にふれあうことができます。

5月中旬には、羊の毛刈り体験も行われています。

動物好きの方にはぜひ立ち寄っていただきたいスポットです。

眼鏡橋(諫早公園) へのアクセス方法

眼鏡橋(諫早公園)へのアクセスは公共交通機関、車どちらでも可能です。

ただ、車であれば郊外の観光スポットを周遊することもできます。

公共交通機関で行き、たくさんの観光スポットを周遊したいのであれば、現地でレンタカーも借りるのがおすすめです。

公共交通機関で行く場合

各方面から公共交通機関でのアクセスです。

※諫早駅から眼鏡橋までは、徒歩15分程度です。

福岡方面から

博多駅より『特急かもめ』乗車。約1時間40分で諫早駅到着。

熊本方面から

熊本駅から『新幹線さくら』乗車。約25分で新鳥栖駅到着。

新鳥栖駅より『特急かもめ』乗車。約1時間16分で諫早駅到着。

長崎市方面から

長崎駅より『JR長崎本線 普通 諫早行き』に乗車。約36分で諫早駅到着。

長崎空港から

長崎空港より長崎県営バス乗車。約47分で諫早駅到着。

車で行く場合

各方面から車でのアクセスです。

福岡方面から

博多駅より高速を経由し約1時間45分程度

熊本方面から

熊本駅より高速を経由し約2時間35分程度

長崎市方面から

長崎駅より高速を経由し約30分程度

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